まるい関係

土曜日、曇り。ロクスケに『ぎったん、ばっこん』をせがまれて読んでいると、「コッチイッチャッタネー」とあるページの台詞を先回り。「コボシチャッタネー」を若干超える最長センテンス更新であったので、「おスゲェ、よーしよし」とほめると調子にのって、「コッチイッチャッタネ、コチイッチャッタネ、コチイッチャッコ」と焦ってカミながらずっと言ってる。

ミィコが三本松市民センターに手ぬぐい遊びのサークル企画を提出しに行っている間に、ロクスケは普段は寝ないこの時間にこけっと寝てしまう。「母の不在に耐えられず眠りに逃げ込んだのかも知れぬ」と、冗談で言うと、そういや従兄弟のケイタにもそんなことがあったと聞いたことがある、という。

ロクスケが眠った静かな午前。テーブルでそれぞれのことをする。このテーブルは初めて本格的に買った家具で、こっちきてから知ったカンディハウスという旭川の家具メーカーのもの。天板も座面もマルなのに、華奢な足の曲げ処理のせいか野暮ったいかんじはしない。それ以外はみんな無垢の切り出し。曲げとちがって、切り出し削りだしは緊張感が無くてなにか落ち着く。昨日も職場でそんな話になったのだが、その落ち着きをいったいどこから感じ取っているのだろうか。柾目のぐあいとかかなぁ。おそるべし、である。しかしとにかく円テーブルはよかった。座っている人同士の関係性がまろやかなのである。だから、なんとなくここに集まって、てんでにそれぞれのことをしている。

ブツ撮りをしていた隣の部屋からひょこっとテーブルにもどってきながらミィコは「しまった、『手ぬぐいフレンズ』企画も出してユカちゃんにもはいってもらえばよかったな。うむー」と手ぬぐい遊びをユナイトすることを思いついたようである。いろんなこと考えてんのね。 Posted by Picasa

日日雑記

Posted by Takuro