ちょーちょーちょー
ロクスケはおむすびを一口かじっては、庭を歩き回り、また一口。あいかわらず勝手気ままなことである。でもちっちゃな虫が顔の周りを飛び回るだけで、わーわー騒いで、奴なりに大変だ。特にこの一月ぐらいはなんでもすごく怖がって(言葉が急激に出るようになった時期と重なるのが面白いんだけど)、ミィコに「アッコアッコ」とだっこばかり要求してる。
ロクスケが最初に憶えた歌は『ちょうちょ』。4月のある日曜日、縁側で2人で庭を眺めなていると、蝶がふらふらと行き過ぎたので、僕は「ちょうちょ」を歌った。ロクスケは庭のあれやこれやを指さしてあれやこれやいいながら聞いているふうでもあったので、教えるつもりもなく、何回か続けて歌った。そうしたら、翌日帰宅すると、ミィコが今日はチョウチョを歌ったよ!「ちょーちょーちょー、ちょーちょーちょー、は・に・なー、は・に・なー」って歌ったよ!というのだった。じっと聞いておいて、反芻するように繰り返すのだな。今日は「ちょーちょーちょー、ちょーちょーちょー」のところは音程もほぼぴったりだった。
今日は比較的平穏な日。6月の企画展のためにオガワさんからいただいた「認知科学から見た映像表現の進化」というお題を考える。さすが、というのは僭越な話だが、資料として送ってもらったものをはじめ最近の映像作品は美学よりむしろ認知科学的主題をドライブするように思える。すこし試行錯誤の後グリグリと1稿を上げて(プロポーザルのようなものに比べるとやっぱり楽しい)送ると夜半に印象派というキーワードを使った返事。いいねぇ!印象派のことは書きながらなにかずっと頭の端に浮かんでいたのだ。
ディスカッション
コメント一覧
わーロクちゃんだー。
ちょーちょーちょー?
ちょーうーちょー、でなくて?
そっちのほうが難しそう。
そう、なぜか、ちょーちょーちょー
パトカー パコカー
(最初はバカカーでした)
新幹線 ケイセイシャ
消防車 ボウショウシャ
ボール コーリ
・・・
(和ロク辞典より抜粋)