新緑の秋保へ1

こないだの日曜は、前日までの雨がやんで、時々雲間から澄んだ日の光がさっと射す日和になったので、秋保にでかける。

愛子バイパスから秋保温泉愛子線を抜けるいつものルート。愛子バイパスからの眺めは、長野の山とも、丹沢とも、九州の山とも、奈良の山とも違う、ぽこぽことかわいらしい頂が連なる東北ならではのもの。これまで東北はほとんど来たことがなかったので、山容がなんの感情や思い出も想起させずにふわふわした感じ。引っ越してきた、というより相変わらず旅の途中の感覚。秋保温泉愛子線からのもこもことずうっと続く新緑の眺めも素晴らしい。

30分で秋保着。昼時だったので、286号沿いの「国定」に向かうが、なんと跡形もない。昨年10月にキタザキさんをお連れして以来来ていなかったのだが、国道沿いの他に飲食店もないこの場所の古い店で、しかも美味しかったのに、栄枯盛衰があるのだな。つるっぱげのオヤジはどうしていることだろう。

別の店で昼食をすませ(天ぷら定食650円!)、腹ごなしに神ヶ根温泉と鴻巣温泉にはさまれた、秘密のとは言わないがとっておきの河原にでかける(写真)。川がカーブになった淵の向こうがきれいな岩、こちらが広い河原になっており、上流には川底が岩盤のごく緩やかな滝のようになっているエリア(足を浸けるには丁度良い。去年クサカさん、タキガワさんと、夕暮れ時ここでボンヤリすごしたのだった)、下流には高いコンクリ橋梁の赤い鉄橋が架かっていて、夏には近所の子供がチャリンコで乗り付けて手製の銛でハヤを突いたりしている向こうに入道雲がにょきにょきして本当に短い夏を感じた数少ない場所がここで、ロクスケも来年はここで泳ぐかなぁなんて話したのだった。 Posted by Picasa

日日雑記

Posted by Takuro